先日、”高山静子先生”の研修会に参加してきました。
テーマは「子どもを伸ばすかかわり方」
今、世界の教育の方向性が大きく変わろうとしていて、言葉による表現力が重要視されています。
これを受けて日本の教育でも豊かな話し言葉を育てることが課題となっていくとの事でした。
1980年代の研究によると、”親が話しかける言葉が多く語彙が豊かであればあるほど、言葉の習得とIQにより良い影響を与える。”という結果が出ているそうです。(子どもが耳にする言葉は、3歳終わりまでに家庭によって3000万語の格差があると聞いて驚きました。)
子どもの可能性と能力を引き出し、脳を育てるうえで、大人の「話言葉の環境」が最も効果があるとのこと。
最近ナーサリーの子どもたちがとてもおしゃべりになってきているのは、ここでたくさんの言葉に囲まれているからなのかな?とも感じました。
これからも豊かな言葉、温かい言葉、丁寧な言葉を用いて子どもたちとたくさんの”対話”をしていきたいと思います。(対話=一方的な声かけではなく応答的な会話)
保護者の方々に向けた子育ての参考となる書籍をナーサリー玄関に置いておきます。
興味のある方がいらっしゃいましたら貸し出しも可能ですので、お声掛けくださいね!!